太ももに武器は男のロマン

魅力的なヒロインをひたすら探し続ける。

【シリーズ第1作!梶芽衣子&和田アキ子】女番長 野良猫ロック(1970) - 感想

 

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女番長 野良猫ロック(1970)
土曜日の新宿の街は爆発する若者のエネルギーでムンムンしていた。西口の工場現場では若い女達の二つのグループ、十数名が鋭く対立していた。番長・メイが乗り込むや、他方の番長・トシエの合図でナイフとパンチの凄惨な乱闘がくり広げられた。バギーを運転する勝也をボスにする黒シャツ隊がトシエ達に加勢してきた。それを見守っていた流れ者・アコはオートバイに跨り、敵を蹴散らしてメイ達を助け出した。アジトに逃げ帰ったメイ達は、アコに畏敬の念をいだき始めた。一方、アジトにたむろするメイの恋人、道男は黒シャツ隊の元締めである青勇会に取り入り、幼なじみのボクサー・ケリーを抱き込んでボクシングの八百長を引き受け、青勇会の会員にしてもらおうとしていた。その夜の試合で負けを強いられていたケリーは得意のパンチを出せず、KO寸前だった。しかし、アコやメイの強烈な声援に奮起し、八百長を忘れ、相手をKOしてしまった。道男に八百長をひっくり返された青勇会は怒り狂い、道男に落とし前をつけた。(引用:女番長 野良猫ロック | 映画-Movie Walker

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1970年の映画『女番長 野良猫ロック』。

野良猫ロックシリーズの1作目にあたる作品で、今作は和田アキ子さんが主演。

準主役ポジションの私が大・大・大好きな梶芽衣子さんは、

後のシリーズにて全て主演を務めています。

 

 

🌹らびあん的オススメポイント↓↓↓

●不良グループのリーダーに梶芽衣子!ファン必見

●若き日の和田アキ子!イケメンぶりがヤバい

●久万里由香が可愛い!セクシーシーンもあり?

 

私は海外版のブルーレイBOXを、去年か一昨年か忘れましたが購入して、鑑賞。

どの作品も共通して、70年代のサイケデリック、ヒッピー文化っていうんでしょうか。

当時の雰囲気が色濃く映し出されていて面白い。

そしてテーマとしては、町で自由に生きたいアウトローたちの生き様・・・

みたいな感じですかね。

少々バイオレンスなシーンもありますよ。

 

女番長 野良猫ロック』は、ざっくり言えば、

不良女子グループ同士のケンカから、

青勇会というヤクザっぽい組織との対決に発展する話かな。

 

 

●不良グループのリーダーに梶芽衣子!ファン必見

不良女子グループの番長が(愛しの)梶芽衣子さん演じるメイ

70年代感半端ない、全身茶色のヒラヒラヒッピー服(?)がイカイカす。

ナイフを武器に戦います。

うるせぇよ、ばっきゃろ~~

普段はガラ悪いねーちゃんって感じなんですが、

仲間のピンチを見過ごせず、敵に殴りこむ勇気も持ち合わせています。

また恋人の道男和田アキ子さん演じるアコとキス(するフリ)をするシーンでは、

露骨にヤキモチ妬いて不機嫌な表情を魅せる、可愛らしい一面もありました。

 

本作では“主演”ではないものの、やはり出番は多いのでファンは必見。

梶芽衣子さんは1947年生まれなので、当時は23歳くらい。

2年後の『女囚701号/さそり』がヒットして一躍有名女優になる少し前です。

 

 

●若き日の和田アキ子!イケメンぶりがヤバい

和田アキ子さん演じるアコは元々メイたちの町にいたわけではなく流れ者。

全身デニムでキメて、オートバイをブンブン乗り回す。

その見た目通り、やたら男らしい性格で、女子にモテる。

腕っぷしも強い上、野郎相手にも躊躇なく立ち向かう度胸もあり、

メイたちの危機を何度も救います。

そんな全編通して男らしい彼女も、時折ショーケースの綺麗な洋服に見とれたりする、

可愛らしさも(短いですがこのシーン凄く良いと思う)

 

今作では主題歌も担当している和田アキ子さん。当時20歳くらいか。

劇中でも何度か歌声を披露しています。

 

 

●久万里由香が可愛い!セクシーシーンもあり?

メイと同じ不良少女グループの一員・マリは、

久万里由香(くまりゆか)さんが演じています。

この人可愛いですねー。石田ニコルさんにちょっと似てるかも。

調べてみたんですが、インドと日本のハーフで、真理アンヌさんの妹らしい。

真理アンヌさんは私知ってるんですよ。

初代・仮面ライダーの、あの有名な

実験は成功よ!・・・死んでいる」の人(?)ですよね。

あとウルトラマンにも隊員役でゲスト出演されてた記憶もある。

へ~~!あの方の妹さんなのか~~と思いました。

 

久万里由香 - Wikipedia

 

石田ニコル フォトブック

 

劇中では不良グループにいるものの、結構女々しい性格というか、

メイアコとは正反対の雰囲気。

マリアコに、憧れなのか恋心なのか知りませんが、彼女にかなり懐いている様子。

途中、青勇会に捕まってしまい拷問を受け、

すっぽんぽんにされてしまうシーンもあり、結構可哀想な役柄だったりする。

ラストは、1人オートバイで走り去っていくアコを見送っています。

 

 

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お話として面白いかは人によるかもしれませんが、

最初で述べたように、70年代の空気感を存分に味わえますし、

ヒロインアクションを楽しめる作品なのは間違いなし。

そして何より梶芽衣子さんのファンは見逃せない一作かと。

 

女番長 野良猫ロック』は“色んな意味で”危険なシーンもチラホラ。

オートバイやバギー?で地下街、歩道橋を疾走する場面とか凄いですね(笑)

あれたぶんゲリラ撮影じゃないですか?

今じゃまずできなさそうなシーンもあって驚きました。

 

 

★『女囚701号/さそり』(1972)

 

 

 

 

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