【シリーズ2作目!梶芽衣子再び出演“水着姿も”】野良猫ロック ワイルド・ジャンボ(1970) - 感想
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野良猫ロック ワイルド・ジャンボ(1970)
小さな都市の工場街、叩きつけるロック調バラードに乗って、飛び跳ねるように行く不良集団「ペリカン・クラブ」のメンバー、ガニ新、デボ、C子、ジローそしてリーダー格のタキの姿があった。街には、このグループと対立する「西部会」があり、主導権を争っていた。ある日、白馬にのった美女がタキたちの前に現われた。各地に数十万の信者をもつ正教学会の幹部・藤森信介の二号のアサ子だった。数日後の夜、どしゃ降りの雨の中で、戦時中に埋められた武器を以前から探していたデボが軽機関銃をみつける。その頃、タキも、アサ子から大変な計画を聞かされた。正教学会の祭りに集まる信者の寄付金三千万円を強奪しようというのである。
(引用:野良猫ロック ワイルド・ジャンボ | 映画-Movie Walker)
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先日紹介した『女番長 野良猫ロック』の次回作、
『野良猫ロック ワイルドジャンボ』(1970)です。
「野良猫ロック」シリーズの2作目にあたります。
とは言っても前作との関連性は無く、、
同じ役者は何人か登場しますが、全くの別人です。
しかし和田アキ子さんについては、おそらく前と同じアコ役として、
チラッと友情出演しています。
まあ、ごくわずかの出番でストーリーには全く関わってきませんけどね。
その分、BGMでこの人が歌う曲が流れたりはしてますw
ジャンルは何にしようか考えた結果、一応“サスペンス”としておきました。
今作も主に不良グループが色々やらかすお話で、
『女番長』以上に色々ヤバい犯罪行為に手を染めてます。
グループで面白おかしく、楽しくやってる感じなんですが、
終盤では宗教団体?の輸送車から現金を強奪しようと画策します。
その他にも人様に迷惑をかける行動を散々やらかしてます。
銃を手に入れて遊ぶ、ボートを勝手にパクる、ドラマの撮影中に紛れ込む(?)、
浜辺をバギーで走りながら尻を出すw
結果、最終的に悲惨な末路を辿る事になるのですが・・・
正直、登場人物にあまり感情移入が出来る映画ではないと思います(笑)
何か大きな事を成し遂げたい危なっかしい若者たちの冒険・・・
そして梶芽衣子さんを鑑賞するための作品かな。。。
その梶芽衣子さんは、不良グループの紅一点・C子を演じています。
(なんやねん“C子”って・・・笑)
前の記事で「1作目以外は全て梶さんが主演」みたいな事を言いましたが、
あれ間違いですねw
この『ワイルド・ジャンボ』では主役という感じではない。
アサ子(演:范文雀さん)かタキ(演:地井武男さん)のどちらかが主人公かな?
いやそもそも明確に主人公が設定されてないのかも。
前作と同じく「ばっきゃろ~」な性格なのは変わりないけど、
比較するとC子はもっとコミカルな雰囲気(?)の女性かもしれない。
喋り方がたまに面白い。ノリが良く、気の良いねーちゃんって感じ。
以前より出番は少ないように思えましたが、
弾き語りも披露したりと、見どころは多々ある。
何と言っても、最大のオススメポイントは水着姿が拝めるという点(笑)
細いッ!スタイル良いっすね~ホントw
あと気になった登場人物は范文雀(はんぶんじゃく)さん演じるアサ子。
紹介はしませんでしたが、前作『女番長』でも、
不良女子グループの一員として登場していて、梶芽衣子さんと共に引き続きの出演。
謎めいたクールな女性で、少し小悪魔な感じ。
奥手なタキの性格を見透かして、弄ぶシーンが良かったです。
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ふと思ったけど、野良猫ロックは女囚さそりより気楽に見れるから良いですね。
いや、どちらも好きなシリーズですけど、後者はなかなか描写が“キツい”のでw
またこのブログでも感想を書こうかなーと思います。