太ももに武器は男のロマン

魅力的なヒロインをひたすら探し続ける。

【シリーズ3作目♪黒い帽子がイカす梶芽衣子“魅力満載”】野良猫ロック セックス・ハンター(1970) - 感想

 

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野良猫ロック セックス・ハンター(1970)

星条旗が降され、米軍が引き揚げた基地の町、立川はガランとして静かだった。逆に「日本人も大歓迎」というネオンをつけたバー街は華やかさを増していた。その華やかさの片隅にマコを中心とした不良少女グループとバロンをリーダーとする非行少年グループ「イーグルス」、それにハーフたちがいた。ある夜、バー街の外れにある空き地で、不良少女グループの番長の座をめぐりマコとミキが対決していた。勝負はマコの圧倒的な勝利に終り、マコたちは傷ついたミキを取り残しその場を去る。ミキを助けたのは通りすがりの男、数馬だった。数馬は十年前に別れた妹のメグミを捜していたが、立川の「ママブルース」というスナックに行けば解ると人づてに教えられ、向かう途中だった。翌日、数馬は「ママブルース」を尋ねるが、店内でハーフとイーグルスの喧嘩に巻き込まれ、ハーフに加担したことからイーグルスから狙われるはめになってしまう。また、スナックのママからは妹に会ってもガッカリするだけだから捜さない方がよいと言われる。ある日、ボーリング場で数馬はメグミと会うがメグミは堕落した姿を兄に知られたくないために妹だと言わなかった。しかし、確信のある数馬は自動車修理工場に務めながらメグミの変心を待つことにした。一方、バロンは姉が黒人兵に犯されたことからハーフや黒人に対する怒りをたぎらせ、彼らを町から締めだそうとする。同時に目障りな不良少女グループを暴力団を通じて、白人に売り飛ばそうと計画、彼女らをパーティーに誘い出す。

(引用:野良猫ロック セックス・ハンター | 映画-Movie Walker

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野良猫ロック」シリーズの3作目、

野良猫ロック セックス・ハンター』です!

 

この前、「“女囚さそり”より気楽に見れて良いわ~(笑)」みたいな話をしましたが、

この作品については、ちょっとそういう気持ちでは見れなかったw

少々ハードなストーリー展開だし(話が暗い)、何より胸クソ悪い。

その最たる理由は、

関係の無い人間へ理不尽に暴力の限りを尽くす不良グループ。

彼らの身勝手さが劇中でかなりしつこく描写されていてキツいから。

 

また前回は宗教団体から金を強奪するという危険なネタでしたが、

今回も現代では取り上げにくいテーマを扱っていて、時代の凄さを感じましたね。 

 

ただ(愛しの)梶芽衣子さんの活躍っぷりは過去2作と比べて、かなり目立っており、

本作は“主人公”と言って差し支えないと思われる。

個人的には今までで一番魅力的に見えたので、ファンには特にオススメできます。

 

梶芽衣子さん演じるマコは、またも不良女子グループのリーダー格。

1作目『女番長 野良猫ロック』と同様、女子同士の対決が冒頭で繰り広げられます。

この戦闘中にマコが、持っていたナイフを“逆手に持ちかえる”場面があって、

痺れましたねえ。マジでカッコいい。

そして対決の後、芝生に“ゆっくりと”寝そべるシーン・・・

何かボヤッとした撮り方になっていて(説明が難しい)、

妙~~にアイドルチックな印象を受けましたw

こうした撮り方は別の場面でもあって、

白いドレス姿でパーティーに現れるシーンでも同じような感じでした。

ここも良かったね。

マコの髪型がオールバックでビシッとキマっていて、これまた美しかった。

 

バロン(演:藤竜也さん)に連れられて、彼との短いベッドシーンがあるのだが、

彼の真意を知って対立します。

この時の、“下着姿に白シャツをザックリと着た” 出で立ちが最高。

で、その後がまた素晴らしかった。

なんと太ももに装着したナイフを取り出して構えるんです。

“太ももに武器は男のロマン”ですからね。

ここが本作一番の見どころ(笑)

 

バロンと決別したマコはその白シャツ+下着の格好で、男からバイクを奪い疾走。

ばっきゃろ~~~~~!!!!

と言いながら(感動)

その後、捕らわれた仲間を助けるため、敵の不良グループがいる部屋に、

火炎瓶をガンガン投げつける

セックス・ハンター』は全編通して暗い話ですが、

このシーンの爽快感ときたら、、、たまらないですね。 

 

梶芽衣子さんは本作でも歌唱を披露しています。

終盤「数馬・・・あんたが好きだった」と言い、歌を歌うシーンが切なくて良い。

ここのマコの撮り方がまた“ふわ~とした”アイドルチックな感じでしたw

 

そして最後は銃撃戦になって・・・結末やいかに。 

 

 

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ハードなストーリー展開かつ、おっぱいが映されたりマコではないが)、

エロいシーン、暴力的シーンも少し多め。

そのため少々見にくい分、梶芽衣子さんの魅力は満載な3作目でした

 

 

 

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