【“超清純派ヒロイン”初音映莉子!『エコエコアザラク』佐伯日菜子も登場】うずまき(2000) - 感想
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うずまき(2000)
女子高生・桐絵の住む黒渦町の高校で、ひとりの男子生徒が螺旋階段から落ちて死亡するという事件が起こった。そして、それを機に町では『うずまき』を巡る数々の奇怪な事件が起こる。桐絵のボーイフレンドである秀一の父親がうずまき状の物の蒐集にハマった揚げ句、自らの体を洗濯機の中に入れて自殺したり、うずまきの恐怖に怯える秀一の母親が体中のうずまき状のもの(指紋や旋毛など)をそぎ落として自殺したり、火葬場の煙が渦を巻いたり、クラスメイトの関野の髪が異常なほどカールしたり、生徒がヒトマイマイと呼ばれるカタツムリになってしまったり……。
(引用:うずまき(2000) : 作品情報 - 映画.com)
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DVDに書いてある、
「ああ、きもちわるくて、きもちいい。」
ってキャッチフレーズ好きだな。
今回取り上げるのは、2000年公開のホラー映画『うずまき』です。
この作品に興味を持って何とな~く見てみたんですが、これがなかなか面白かった!
ジャンルはホラーとしましたが、心霊系やグロ系的なガチホラーではなく、
どこかファンタジー(?)な雰囲気でしたね。
それでも多少は気持ち悪いシーンもありますが・・・まあ大した事はないです。
全体的にシュールな作品で、ストーリー的には『世にも奇妙な物語』にありそう。
登場人物も個性的な面々が勢ぞろいしていて、
大杉漣さん、阿部サダヲさん、手塚とおるさん達の怪演が見どころかと。
特に大杉漣さんの、“うずまき”に憑りつかれて、おかしくなった演技が凄い。
かたつむりを長時間眺めていたり、家にナルトが無くてブチ切れたり、
しまいには目玉をぐるぐる回転させ始めたりと、シュールの極みですw
そんな中、私が一番注目したのは、何と言っても主役の五島桐絵(演:初音映莉子)。
彼女がとっても魅力的なヒロインで惚れました。
桐絵ちゃんのキャラクターが、
80年代映画ヒロインのような雰囲気を醸し出す、超が付くほどの清純派。
終始「何て良い子なんだろう・・・♡」と思いながら鑑賞してましたw
彼女の演技、話し方は正直、、、、、まだちょっと下手慣れてないというか、
“演技してます感”が出ているんですが、
それが初々しくて、逆に魅力的に見えて萌えてしまう(爆)
夜にアルバムを見ていて、眠たそうにするシーンとか、
そのまま「ふあ~~。」って漫画みたいにセリフを言ったりしてます。
もう可愛くて仕方ない。
前に『GUZOO』って映画を紹介しましたが、
あの作品に出ていた女の子達と似たような喋り方です。。。
ビジュアルも可愛らしくて終始癒されていました。
桐絵ちゃんを演じる初音映莉子さん。
個人的には高橋ひかるちゃん系のルックスだと思うんですが、どうでしょう。
そしてスタイルも良いですねー。美脚だし。
中盤、体育の授業シーンでは、体操着(ブルマ)姿の桐絵ちゃんが見れます。
これがまた非常に目の保養になりましたわ()
・・・はい、そんな目線でホラー映画を見ております(笑)
そんな清純派美少女が主役のファンタジーホラー。
そういえば序盤(雲行きが怪しくなる前)の、ほのぼのとした空気感は、
美少女ホラー映画の傑作『HOUSE』を彷彿とさせました。
もしかしたらスタッフが意識しているのかも。
そして、本来の目的だった佐伯日菜子さんはというと・・・
関野さんという目立ちたがり屋で派手な女の子を演じているのですが、
彼女がまた個性的すぎる役柄で衝撃を受けたw
そのビジュアルといい、喋り方といい・・・漫画のキャラクター感がすげえ。
今まで私は『エコエコアザラク』や『ねらわれた学園』のような、
ミステリアスでクールなイメージの佐伯日菜子さんばかり見てきたので、
今作の役はなかなかビックリしました。
関野さんの出番は少ないけど、インパクトはデカいので要注目。
いつもの事ですが、「感想」とタイトルに付けてるのに、
物語の内容に関する話を全然してませんね(汗)
まあ、これからもこの調子でやっていきますが・・・
内容は万人ウケしないでしょうけど、個人的には好きな一本になりました。
ぜひ見てみて下さい。
★『うずまき』DVD
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