【浅川梨奈＆北香那の恐怖演技に注目！※ネタバレあり】黒い乙女Q（2019） - 感想
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黒い乙女Q
養護施設で育った孤児の芽衣は、裕福で優しい夫妻のいる宇田家に引き取られる。宇田家には先に同い年の少女ラナが養子として迎え入れられており、芽衣とラナは姉妹のように仲良くなっていく。しかし、ある時、宇田家は事業に失敗。夫妻は、芽衣とラナのどちらか一方しか養っていくことができず、どちらかを施設に戻すと告げる。これにより、芽衣とラナはいがみ合うようになるのだが……。
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今年5月に公開されたサスペンスホラー映画『黒い乙女Q
主演は浅川梨奈ちゃんと北香那ちゃん。
どうやら今回の『Q』と続編の『A』の2部構成となっているらしい。
イマイチよく分からない部分がちょくちょくあったので、
『A』を見ればそこら辺が解決するんでしょう。
全体的な感想としては、なかなか展開の運び方が面白かったという事が一つ。
施設から裕福な家庭に引き入れられた2人の少女、
幸せな日々を送るのですが、
ある時父親の事業が失敗し、どちらか1人しか家で養えなくなりそうだと言われ、
2人の関係に亀裂が入り始めます。
しかし両親は初めから2人とも養えないと告げるつもりでおり、
絶望する2人を見たい♡という歪んだ趣味を持った人間だった？のです。
この事を2人は知ってしまい、ラナは芽衣に両親の殺害を持ちかけて、
芽衣はそれに応じる事になります。
で、殺す事に成功したものの、結局芽衣は自責の念に駆られてラナと対立。
すると、死んだはずの両親が芽衣を捕まえて、牢屋みたいな所にぶち込みます。
そこには不気味なバケモン（？）が・・・
実は全ての元凶はラナで、彼女が両親（役の2人）を操っており、
今までの事は全て仕組まれていた事だったとさ。
ラナの目的は隕石の落下から地球の消滅を防ぐ事らしい・・・
・・・みたいな感じです。
自分で書いててよく分からなくなってきた()
とにかく、どんでん返しに次ぐどんでん返しという感じで、展開が飽きない。
ちょっとダルくなりそうなシーンもあるものの、
60分ちょっとの短い作品なので見やすいと思います笑
最初に言ったイマイチよく分からない部分というのは、
劇中、たまにホラーっぽく出てくる“おたふくの面”を付けた人物。
幽霊なのか何なのか分かりませんが、特に説明はありませんｗ
ラナが終盤で、隕石から人類を守るには、
この“おたふく”がキーポイントになるような言い回しをしてた気がする。
芽衣をこんな手の込んだ陥れ方をした動機についても、そこに関係しているはず。
あと、この隕石云々の話も、序盤でラナが芽衣にさらっと言った程度の事だったのに、
終わり頃になって、物語の根幹に関わりそうな重大な話だった事が判明。
隕石・・・SF的な要素も入ってくるのか？？ｗ
それともラナがそういう怪しげな宗教にハマっているとか？？
ここら辺の謎はやはり『黒い乙女A
あと他の感想としては、意外と怖かった事ですかね。
終盤、芽衣が入れられた牢屋みたいなトコロにいたバケモンが怖い。
・・・というかこの映画で怖いのはこの部分だけです(笑)
何となく私の苦手な、生理的に受け付けないタイプの演出でした。
事前にこの映画の感想を少し見てまして、
『オーディション
たぶんこのバケモンのシーンを見てそう思ったんでしょうね。
私も確かにあのトラウマ映画を思い出しましたよ。
最後に芽衣はバケモンに噛まれてしまいます・・・その後どうなるのだろう。
彼女の恐怖演技を堪能できる作品になっています。
少しドキッとしたシーンが、ラナと揉めて芽衣が倒れ込むんですが、
その時ちょっと見えそうになってたし、かつ太ももがセクシーでした。
結局そういう目線かよって話ですが、そういう目線でいつもホラー映画を見てます()
まあ、そっち系の要素は皆無に近いので期待はしない方がよい。
普通に彼女の（頑張ってる感のある）恐怖演技に注目して下さい。
もう1人の主演・北香那ちゃんも可愛い。
終盤で魅せた“悪女”演技に痺れましたわ。
浅川梨奈ちゃんは詳しくは知らなかったのですが、
北香那ちゃんは、私が毎日楽しみに見ている(笑)、
めざましテレビのもっとイマドキというコーナーに出ていたので知ってました。
イメージと違う、ギャップのある演技が見どころ。
何と言っても主演の2人が可愛いし、続きも気になる終わり方でした。
思っていたほど悪くは無かった印象。私としては。
ぜひ次回作の『黒い乙女A
