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【アニャ・テイラー=ジョイが優しいヒロインを演じる!※ネタバレ無し】マローボーン家の掟(2017) - 感想

 

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マローボーン家の掟(2017)

海にほど近い森の中にひっそりとたたずむ大きな屋敷に暮らすマローボーン家の4人兄妹は、不思議な“掟”に従い、世間の目を逃れるように生きていた。しかし母親が病死し、凶悪殺人鬼である父親を殺害したことをきっかけに、4人の生活はもろくも崩れ出す。マローボーン家の“掟”にある、この家を離れてはならない、屋根裏部屋に近づいてはならない、鏡を覗いてはならないという隠された謎が破られたとき、いったいこの屋敷には、何が隠されているのだろうか…。

(引用:Amazon Prime Video

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2017年公開、アメリカ・スペインの映画『マローボーン家の掟』。

出演者にアニャ・テイラー=ジョイちゃんが出ているという事もあり、

前々から少し気になってて、最近ようやく見る機会ができました。

 

 

ちょっと想像していた作品とは違っていたかな。

“ホラー”と聞いていましたが、かなり抑え目で、

その要素を求める人には物足りないかも。

確かにホラーっぽい演出はあるものの・・・特に怖いというワケではない。

サスペンススリラーって感じです。

 

また恋愛や(青春)人間ドラマ要素も散りばめられています。

マロ―ボーン家の長男・ジャックと、アニャちゃん演じるアリーが良い感じになり、

そこにアリーを慕いジャックをよく思わないトムが入ってきて、三角関係になる。

サスペンスだけではなく、そっち方面の話もなかなかに時間が割かれていて、

ちょっと映画が長く感じました(実際に110分の作品なので長めです)

 

この映画の最大の注目ポイントと言えば、もちろんマロ―ボーン家に隠された秘密。

終盤に驚きの・・・悲しい真実が明らかになります。

そこのどんでん返しにたどり着くまでが長いけど()

ただその真実も、引っ張った割にそこまで驚きがあったかと言えば「うーん」という。

結末までに私の期待値が上がり過ぎたのかもしれません。

 

しかし「見て損した」とまでは思わなかったんですよね。

物語のメインとなる屋敷の雰囲気とか、

のどかな町や砂浜、森・・・景観の美しさとか、ビジュアルは好きな感じだし、

締め方のせいもあって、見終わった後はどこか清々しい気持ちにもなりました。

 

 

アニャちゃん演じるヒロインのアリーは仲の良いジャック含む一家の真実を知っても、

なお寄り添おうとする優しい性格の持ち主。

 ウィッチ』のようなちょっとセクシーなお姉さん的要素も、

モーガン プロトタイプ L-9 』の人間離れした身体能力も無い、

普通の性格の良いザ・ヒロインです(笑)

 

また恐ろしい黒幕に立ち向かう勇気を兼ね備えた女性。

終盤には感情を露わにする、悲しみ、怒り、そして恐怖演技を堪能する事ができます。

 

全体的にアニャちゃんの出番は多く、主演に近い存在だと言っても良いかも。

とりあえず彼女のファンは見て損は無いはず。

 

 

 

 

 

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