太ももに武器は男のロマン

魅力的なヒロインをひたすら探し続ける。

【シリーズ4作目!梶芽衣子の痛快バイクアクション】野良猫ロック マシン・アニマル(1970) - 感想

 

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野良猫ロック マシン・アニマル(1970)
横浜の港町の一角に、マヤが率いる不良少女グループと佐倉が率いる「ドラゴン」と異名を取る不良グループが群れていた。ある日、一台のオンボロワゴンがこの町にやってくる。ノボ、サブ、チャーリーの三人で、米軍の脱走兵であるチャーリーをスウェーデンに逃がすため、船の出る横浜に、岩国の基地からやって来たのだ。この奇妙な三人組に目を付けたマヤは、五百錠という大量のLSDを持っていることを探り出し、これを奪った。しかし、LSDを売った金をチャーリーの逃亡資金にすると聞かされ、マヤはLSDを返すことを約束、その上、薬を捌く手伝いを申し出た。翌日、さっそくマヤは薬捌きの早い佐倉へ話を持ちかけた。一方、隠れていたチャーリーはマヤの仲間エマからボーリングに誘われ、エマとゴーゴーバーのバーテン清水の罠に落ち、薬を奪われてしまった。その頃、マヤから薬の捌きを頼まれていた佐倉は、バーテンの清水が大量の薬を売り歩いている情報をキャッチし、清水を捕えて薬を横取りした。この事件を聞きつけたマヤたちが清水を見つけた時はすでに薬は佐倉の手に渡っていた。マヤはドラゴンと衝突しても薬を取り返そうと決心し、以前、仲間だったミキから佐倉の総元締がユリという女であることを聞き出した。

(引用:野良猫ロック マシンアニマル | 映画-Movie Walker

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今回取り上げる映画は1970年公開の『野良猫ロック マシン・アニマル』。

野良猫ロック」シリーズの4作目です。

 

 

🌹らびあん的オススメポイント↓↓↓

●やはり美しい梶芽衣子♡今作はちょっと優しめ?

●前作とのギャップが凄い!藤竜也&岡崎二朗

●映画を盛り上げる個性的なキャラクターも登場!

●ぶっ飛びバイクアクション!梶芽衣子が町を走る!!

サイケデリックな演出がインパクト大

 

私が初めて見た梶芽衣子さん出演作品。

偶然ブックオフで目に止まったこのDVDを購入して、鑑賞した事が全ての始まり。

ファンとなるキッカケになって、それ以来この人の出演作品を漁り始めるように。

 

★『野良猫ロック マシン・アニマル』DVD 

 

 

●やはり美しい梶芽衣子♡今作はちょっと優しめ?

梶芽衣子さんは本作でも主役と言って差し支えないでしょう。

前作『セックス・ハンター』と同じく黒い帽子を被りつつ、

真っ白な衣装も全編に渡って着用。

もうこの出で立ちがイカしてますし、

この格好でカッコよくタバコを吸うもんだからたまらない。

凛としたクールな表情も、笑った可愛らしい表情も全てが美しく魅力的。

 

キャラクターについては前の3作品と比較すると、かなり優しめに見えた。

米軍脱走兵のチャーリーに対しては、弱々しいかつ日本語が不自由なためか、

特に優しい口調で喋りかけていました。

あまり「ばっきゃろ~~!」とかは言いそうにありませんね(笑)

 

そしてシリーズ恒例ですが歌唱シーンもあります。

しかし、この映画はちょっとムリヤリ感というか・・・

結構唐突に歌い始めていた印象w

 

 

●前作とのギャップが凄い!藤竜也&岡崎二朗

出演者のノボ(演:藤竜也さん)とサブ(演:岡崎二朗さん)は、

前作にも登場していたコンビですが、あまりの役柄の違いにビックリ。

セックス・ハンター』ではかなりの悪役だったんですよ。

もう理不尽に暴力の限りを尽くすような、本当に酷い奴らでした。

それが視聴者に共感を与えるような、、、

広い世界に旅立ちたいという目標に向かって、突き進む若者になってて。。。

・・・まあドラッグ(LSD)を売って金にしようとするのはアレだが(苦笑)

そういう部分が野良猫ロックシリーズって感じですけどね。

真っ当な人間は描かれない。

 

 

●映画を盛り上げる個性的なキャラクターも登場!

他に気になった登場人物は2人。

1人は“ドラゴン”と呼ばれる不良グループを率いる佐倉

梶芽衣子さん演じるマヤ達女の子グループと付き合いはあったのですが、中盤で決別。

佐倉は何て言ったらいいか分からないけど、喋り方にだいぶクセがあって、

黒ずくめの格好に、常に杖を持っている風貌。

個性的な悪役だったな~という印象。

 

そしてそのドラゴンの総元締めが、

1、2作目にも登場した范文雀(はん ぶんじゃく)さん

ラスボス(黒幕)が女性っていうのが良いね。

車いすに座り、落ち着いていてミステリアスな雰囲気を放つお嬢様。

あまり沢山出番はあるように思えませんでしたが、重要な役で登場します。

 

 

●ぶっ飛びバイクアクション!梶芽衣子が町を走る!!

終盤に逃げる佐倉達を追うために、マヤ達はバイクを乗って疾走。

店に入ってバイクを借り(盗んだ?w)、そのまま追いかけていきます。

このチェイスシーンがかなり気合入ってるというか、めっちゃ長い(笑)

そして1作目にもありましたが、いかにもゲリラ撮影っぽい場面も。

あと何か中華料理店の中を走り抜けたりもしますし

(ここはさすがにゲリラではない・・・とは思うけどw)

 

タイトルの“マシン・アニマル”は、

本作のバイクアクションの多さが由来なのかな、、、と思います。

バイクに乗る梶芽衣子さんを見るなら、この作品をチェックすれば間違いなしw

 

 

サイケデリックな演出がインパクト大

野良猫ロックシリーズの中では比較的見やすい作品と思われます。

暴力的な描写も(あるにはあるが)そこまで多くはありません。

また最後は切ない終わり方ですけど、

ストーリー全体に目を通して見るとそこそこ明るい雰囲気なので。

 

ただやはりドラッグをキーアイテムに扱っているからか、

“キメた”人間の見る幻覚描写には物凄く力入ってました。

おどろおどろしい、サイケデリックな演出で、ここは何だか女囚さそり感あったなw

そうした強烈な描写も若干あるため、

「見やすい」とは言ってもお子様と一緒に見るのはオススメしません(笑)

 

 

★『野良猫ロック マシン・アニマル』DVD 

 

★「野良猫ロック」シリーズ全5作 ブルーレイBOXセット 

 

シリーズの中でも私が一番好きですし、

特にオススメしたい映画がこの『マシン・アニマル』です。

ぜひとも見て頂きたいですね。

 

 

 

 

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