【心を閉ざした悲劇の美少女】黒い箱のアリス(2018) - 感想
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黒い箱のアリス(2018)
父親が起こした事故で、母親と自らの右腕を失った少女アリス。人間の言葉を話せる装置をつけた愛犬をママと呼び心を閉ざした彼女は、ある日森で巨大な黒い立方体を発見する。その中で彼女が見つけたのは彼女自身の筆跡で「彼らを信じないで!」と書かれた一通の手紙。ほどなくして、父親が森で倒れていたという姉弟を連れ帰ってくる。「彼ら」とはこの二人のことなのか?手紙は一体誰が書いたのか?そして黒い箱の正体とは?(C)2017 ASALLAM FILMS, ALL RIGHTS RESERVED.
(引用:Amazon.co.jp: 黒い箱のアリス(字幕版)を観る | Prime Video)
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★予告映像↓↓↓
今回の映画は『黒い箱のアリス』。
2018年に公開されたスペインの・・・
ジャンル的には何になるんでしょうかね、これ。
「SFサスペンス」って感じでしょうか。
言ってしまいますが、『時をかける少女』的なタイムスリップものです。
この作品、前回紹介させて頂いた『ハンナ』と似たニオイがしますね。
【美少女アサシン放浪記】ハンナ(2011) - Movie Life Is A Party !
まあ、あの作品は掘り下げは少ないものの、
ストーリーの大筋としては単純だし分かりやすいと思うんですよ。
でもこの映画は違う!w
あまりにも視聴者に対する説明が不足している(笑)
後で物語の解説や考察をしてるサイトとかを検索しました。。
正直言って難解な作品だと思うんですよね。
まあ間違いなく見る人を選びます。
あらすじにもある父親が起こした事故については、詳細は詳しく語られず。
主人公の少女は、念じれば動く機械の義手を付けてる。
飼っている白い犬は彼女から「ママ」と呼ばれて何故か喋ってる。
そして森の中に登場する時を超える力を持った謎の黒い箱。
「義手」と「黒い箱」は同じ技術で作られたモノみたいな事を、
言ってるシーンがあった気がしますが、、、そこら辺の詳細も謎。
とにかく謎が多いこの映画。
その分、背景を想像する楽しみがあるかもしれません。
ハンナと似てると言ったのは、あれと同じくストーリーの説明は不足しているけど、
ビジュアル面では楽しめると感じたからです。
少女が主人公で、自然が美しく、静かな雰囲気の映画・・・というのも似てるかも。
まあこっちは静かすぎるんですが。最初から最後までBGMがほとんど無いし。
この雰囲気に馴染めない、せっかちな人には向きそうにないw
主役の少女・アリスですが、なかなかの美少女だと思います。
オーバーサイズのシャツをざっくり着ていて可愛いです。
あと美脚が最初から最後まで露わになっていて(重要)、監督のフェチ具合が伺える。
事故の影響で心を閉ざしてしまい、ママ(犬)以外の他人にはそっけないというか、
キツく当たる事も多いですが、そんなツンとしてるトコロも可愛い。
家に訪問してきた少年へ、食パンに包丁でピーナッツクリーム?みたいなものをベタベタ付けて重ねただけのマズそうなサンドイッチ(?)を差し出すシーンが妙に好き。
・・・もはや、そういう目線でこの作品を見た方が良いかもしれないww
ストーリーとしては難解だし、
もう割り切って映像美を堪能する作品として見ちゃいましょう。
その方が楽しめる可能性が高い。
それでストーリー自体に興味が出てくれば、
内容を考察してみるのも良いかと思います。知らんけど。
・・・う~~ん、いいのか?こんな感想で笑
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