【“国民的美少女”出演!超能力ホラー】超少女マリア(1991) 第1章 - 感想
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超少女マリア(1991)
憎しみと怒りに満ち、血に飢えた憎悪神・ヤーマ。それに立ち向かうべく選ばれし少数の超能力者たち。この作品はその中の一人のマリアが、同じ能力を持つ弘志の助けを借りつつ、学園そして異次元を舞台に、超能力戦争を繰り広げる壮大な構想のSFアクションだ。
主演のマリアには、全日本国民的美少女コンテストで準グランプリに輝いた期待の大型新人・原田和美。また特殊メイクを「スウィートホーム」、「ヒルコ/妖怪ハンター」に参加した江川悦子が担当。この超常現象、そして超能力が激しく錯綜する学園ムービーをより緊迫感溢れるアクション作品へと仕上げている。
(引用:VHSジャケットの解説より)
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『ひとりの美少女と憎悪神・ヤーマの超能力戦争を描く壮大な学園SFアクション!!』
偶然存在を知ったこの映画。というよりオリジナルビデオ作品ですかね。
ジャンルは一応ホラーとしておきました。
「学園SFアクション」は間違っていないけど、結構ホラー的というか、少々過激で怖いシーンもありますので。。
この作品、、、謎が多いんですよね。
あまりにもマイナーなのか、ネットで検索してもほとんど情報が無い。
一応DVD化はされているようなのですが。。。
★DVD↓↓↓
★続編DVD↓↓↓
今回取り上げる『超少女マリア』と、
『超少女マリア・最後の戦い』という続編があるみたいです。
私は前者の方を(安い)VHSを購入して鑑賞しました。
(ウチにはビデオデッキがあるのでVHSは再生可能な環境です)
『超少女マリア』については第1章、第2章が収録されています。
『最後の戦い』も2話に分かれているんでしょうか?
購入していないので分かりません。
主演は原田和美さんという方。可愛らしい人です。
私は知らなかったのですが、国民的美少女コンテストの準グランプリらしい。
国民的美少女といえば、
私が大・大・大好きな河北麻友子ちゃんや高橋ひかるちゃんが出身ですね。
ちなみに河北ちゃんは私らびあんと同い年です(どうでもいい)
原田和美さんは、ある日、自分に超能力がある事に気づいて、戸惑いながらも邪悪な敵との戦いに身を投じる、弓道部の女子高生・マリアを演じています。
少々気の強い性格かも?
マリアは、なかなかのお嬢様らしく、大学教師のお父さんと家政婦さんと共に、大きな家に住んでいます。
途中までですが、第1章「夢」のストーリーを書きますと・・・
【マリアは、学校に新しく転校してきた春日君に不思議な感覚を覚えます。
それ以降、奇妙な出来事が彼女の身の周りで起き始めます。
マリアの通う学校では、言う事聞かない生徒に腹を立てていた担任教師・山本先生が、その憎しみに目を付けられ、怪物・ヤーマに取り憑かれていた。
教室にいると、どこからか不思議な声を聞きます。
「今度の日曜日、横浜マリンパークの観覧車の下で待ってる」
ある日、マリアは女性が怪物に切り裂かれる、恐ろしい夢を見てしまう。
後日ニュースで、先日夢を見た時刻と同じ時に、近所で殺人事件が起きていた事を知る。
殺されたのはマリアが夢で見たあの女性でした。
「遠くにいる人の声が聞こえる」「夢で見た事が現実に起こる」
マリアはそんな悩みを父に相談しますが、取り合ってくれません。
日曜日、指定した場所にいくと、そこには春日君が。あの謎の声は彼でした。
春日君は自分にはテレパシーと未来予知の超能力を持っており、それはマリアにもあるという事を教えてくれます。
すると乗っている観覧車が急に超スピードで動き始め、制御不能になるのですが、マリアが念じると体から青いオーラを発し、観覧車の動きを止めました。
春日君「ヤーマがやったんだ」
超能力者を襲いに来る邪悪な怪物の存在を知らされる。
この前殺された女性も超能力者で、近くにいたマリアの透視能力に捕らえられたと、春日君は推測。
後日、山本先生の邪心を偶然感じ取ってしまったマリアは、恐ろしくて授業を飛び出してしまいます。
テレパシーで、春日君から、まだ能力を使いこなせていないと知らされます。
その春日君から、超心理学の権威であるマリアの父はヤーマに関しては自分より詳しいのでは?と言われ、こっそり彼女は入る事が禁じられている父の書斎へ行きます。
父の書斎にあった本を見るとヤーマの記述が。
「太古の昔、超能力を持った超人類が住んでおり、超人類はその超能力によりヤーマを生み出した。ヤーマとは、超人類よりもはるかに下等だった我々人類の心の中に沸いた悪意や憎しみ媒介に実体化させたものである。ヤーマは鏡を通じて、自分住む世界と、この世界とを行き来する」
その時、マリアの後ろにある鏡からヤーマの手が・・・!】
この映画、超人類とか超能力者うんたらの話が若干ややこしいんですよね(笑)
冒頭で長々と説明があるのですが、一回聞いただけじゃ「ん?」となったw
超人類はヤーマのせいで衰退してたんですが、最後の希望として、自分の超能力を人類の祖先に残したわけですよ。
で、その授けた能力が現代まで受け継がれていった~、、、って感じだったと思う。
たぶんw
注目ポイントを以下にまとめました↓↓↓
●主人公・マリアの可愛らしさ
正直この作品、「面白いか?」と言われたら微妙なトコロがありますが(笑)、まあ主人公のマリアはなかなか可愛いかなと思います。
パジャマ姿が特に可愛かった(そういう目線ばっかで申し訳ないけど笑)
●時代を感じるCG演出
91年の作品ですから、CGになかなか違和感がありますが、それはそれで時代を感じれて面白いかもね。
この時代における「超能力」の演出がどういったものなのか、注目しても良いかと。
●ヤーマに取り憑かれた人間
『スウィートホーム』『ヒルコ/妖怪ハンター』にも携わった方が、特殊メイクを担当しているそうです。
ヤーマに憑かれた人間の変貌を生々しく表現しています。
●予想外のスプラッター
これが結構ビックリした。学園SFって言うから『ねらわれた学園』みたいな感じの作品だと思ってたんですが、最初の方でも言いましたが結構なホラーです。
前回紹介した『GUZOO』ほどではないですが、演出的には似てるところがある。
第2章も気が向いたら紹介します。
続編の『最後の戦い』はどうしよう。
DVD買おうかどうか迷う。。