【シリーズ史上最も“女性アクションファン”におすすめしたい作品】バイオハザードV リトリビューション(2012) - 感想
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バイオハザードV リトリビューション(2012)
カプコンの人気ゲーム「バイオハザード」をミラ・ジョボビッチ主演で実写映画化したシリーズ第5作。アルカディアでの死闘をくぐり抜けたアリスを、かつての仲間ジルが率いるアンブレラ社の特殊部隊が強襲する。激しい戦闘で気を失ったアリスが目覚めると、そこはアンブレラ社の巨大な実験施設だった。ジルの執ような尋問に苦しむアリスだったが、何者かが送り込んだアリス救出部隊が施設に現れる。アリスは彼らと手を組み、施設からの脱出を図る。監督は前作に続きポール・W・S・アンダーソン。シリーズ第1作に登場したミシェル・ロドリゲス扮するアンブレラ社の特殊部隊隊員レイン、シエンナ・ギロリーが演じるジル・バレンタインらが再登場するほか、レオン・S・ケネディ、エイダ・ウォンらゲームの人気キャラクターも続々登場。
(引用:バイオハザードV リトリビューション : 作品情報 - 映画.com)
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バイオハザードシリーズは全6作全て見ています。
どれもミラ・ジョボビッチのアクションを堪能できる映画ですが、
中でも特に“女性アクション”が目立っている作品は、
2012年公開の5作目『リトリビューション』で間違いない。
(ちなみに私はⅡとⅤが特に好き)
ストーリーとしては、
もちろん今までのシリーズを見ていた方が分かりやすいですが、
単に「女性アクションを楽しみたい!」だけなら、
この作品一本をいきなり見ても問題ないと思いますw
各女性キャラクターの特徴・見どころを、ざっくりと。
●アリス・アバーナシー(演:ミラ・ジョボビッチ)
製薬会社・アンブレラ社の元特殊工作員。
企業が裏でウィルス兵器を作っている事を知ってしまい、罠にはめられた。
アンブレラ社に復讐しようとします。
彼女はウィルスに感染していますが、アンデッド(ゾンビみたいなもん)にならず、
順応し進化した事で、驚異的な身体能力と超能力を手に入れました。
前作でそれらの力は奪われてしまったものの、
元々そこら辺の人間よりは高い戦闘力を誇っているため、
あまり「弱くなった」感はない(笑)
5作目では今まで以上に戦闘に特化した、攻撃的なコスチュームで登場し、
他の登場人物に「SMっぽい」と言われます(このシーン笑えるw)
ガンアクションをメインに多彩なミラ・ジョボビッチの動きが楽しめますが、
今作の特色を上げるとすれば、やはり終盤のジルとの対決でしょう(後述)。
シリーズでは2作目に登場し、かつてアリスと共に戦ったイケイケの警察官。
アンブレラ社に捕まり、洗脳された状態で現れ、アリスを捕獲しようとする。
金髪ポニーテールに、TNM(谷間)がざっくりと開いた衣装という、
2作目と比べてだいぶイメチェンした、インパクトのあるビジュアル。
終盤ではアリスと1対1の戦闘シーンがあり、ここが本作一番の見どころですかね。
特殊能力は持っていないはずですが、戦闘力は彼女と同じく常人以上。
伸縮自在の槍のような武器も使い、追い詰めていきます。
対するアリスは鎌のような武器で応戦。
こんな感じで女性同士のアクションが多々あるという事が、
そのテのファンにオススメしたい理由ですね。
アンブレラ社の工作員だったが現在は決別。アリスと協力する。
真っ赤な超絶セクシーチャイナドレスを着ているアジアンビューティーで、
今作で私が最も好きなキャラ。可愛い。
ただし出番が少ない上に、敵に捕まったりと、あまり良い活躍はしていない。
太ももに銃を携えていて、常にそれが見えているのがエロい。
太ももに武器は男のロマン。
アリスと共に、巨人型のクリーチャー・処刑マジニと戦う場面や、
ジル、レイン達アンブレラ社の戦闘員に襲撃されるシーンが見どころ。
(というかそのくらいしか活躍が無いような・・・)
ごついマシンガンやワイヤーを射出する特殊な銃など、多彩な武器を使用する。
★処刑マジニ
●クローンレイン(演:ミシェル・ロドリゲス)
1作目に登場した好戦的で屈強な女戦士・レインは、ウィルスに感染し同作で死亡。
彼女のクローンが今回の5作目に現れます(そのため全くの別人)
ジルもそうですが、以前のキャラクターが何人か出演するので、
過去作は見ておいた方がその点では楽しめます。
終盤に“アスプラガス寄生体”を自ら体に投与。
銃弾を撃ち込まれても効果の無い体と、驚異的な身体能力を手に入れます。
●ベッキー(演:アリアーナ・エンジニア)
アリスの娘という記憶を植え付けられている、クローンの少女。
耳が聞こえないという役柄で、アリスとは手話で会話する。
ベッキーを演じるアリアーナちゃんは、
3年前の2009年に公開された『エスター』にも出演していました。
アリアーナちゃんは実際に聴覚に障害があり、これでも同じく難聴の役で登場。
このエスターという作品は「美少女ホラー作品」として、
かなりオススメできるので、こちらも見て頂きたい。
●J Pop Girl(中島美嘉)
あの中島美嘉さんがアンデッドの役で登場しています。
“J Pop Girl”て。確かにそうだけど(笑)
もう役名はほぼ無いに等しいと思った方が良いのかも。
ちなみに中島さんは、この映画の日本語吹き替え版主題歌を担当していました。
アリスに襲い掛かる複数のアンデッドの中の1人。
他のアンデッドより若干生命力が強いのか、
銃で撃ち抜かれても何度も立ち上がり、しぶとくアリスに立ち向かいます。
★Prime Video ★Blu-ray
女性アクションファンは必見。
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※冒頭「全7作」と書いていましたが「全6作」ですね。修正しました。(2019/8/21)